NotebookLMの料金体系と無料版の上限|Google AIプラン別の違い

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📅 公開日: 2026年10月12日🔄 最終更新: 2026年10月11日

NotebookLMには、Gmailアカウントだけで無料で始められる標準プラン(Standard)があり、上限を広げたいときはGoogle AIプラン(Plus・Pro・Ultra)、対象のWorkspaceライセンス、Google Cloudのいずれかで拡張する仕組みです。2026年10月11日に取得したGoogleの公式ヘルプ「Gemini Notebook をアップグレードする」(英語版の題名はLearn about Gemini Notebook’s plans)には、プランごとの上限が表で載っています。ただし、このヘルプの本文にはプランの月額が書かれていません。この記事では、料金の「体系」と、無料版を含めたプラン別の上限を、公式の数字のまま整理します。

先に結論を並べます。無料版(Standard)のノートブックは1ユーザーあたり100件、ソースは1ノートブックあたり50件です。日本語版ヘルプの表では、チャットが1日50回、音声解説が1日3件とされています。Plusはノートブック200件・ソース100件、Proはノートブック500件・ソース300件で、UltraはProよりさらにソースとチャットの枠が広がります。一方で、月額の金額は公式ページの取得結果に表示がなく、この記事では書きません。金額は契約画面で確認してください。

仮の例として、「社内の資料を1つのノートブックに70件まとめて入れたい人」を考えます。無料版のソース上限は1ノートブックあたり50件なので収まらず、Plusの100件なら収まります。このように、自分が必要とする件数を先に決めてから表を見ると、どのプランの列を読めばよいかがすぐ決まります(件数は一例です)。

この記事は、公式ヘルプに書かれた範囲だけを根拠にしています。公式で確認できない項目は推測で埋めず、「公式ページで確認」と書きます。名称は「NotebookLM」と「Gemini Notebook」が混在しているため、次の章で整理します。

目次

NotebookLMの料金体系:無料のStandardと、上限を広げる拡張の経路

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NotebookLMの料金体系とは、Gmailアカウントで無料登録できるStandardを基本とし、Google AIプラン・Workspaceライセンス・Google Cloudのいずれかで上限と機能を広げる仕組みのことで、公式ヘルプのプラン別の表に整理されています。

公式ヘルプの表は、列をStandard、Plus、Pro、Ultra(20 TBプラン)、Ultra(30 TBプラン)の5つに分けています。無料のStandardは、Gmailアカウントを使って無料で登録する、またはWorkspaceもしくはWorkspace for Educationの対象ライセンスで登録する、と書かれています(英語版ヘルプ、2026年10月11日取得)。つまり、まず試すだけなら追加の支払いは不要です。

拡張の経路は、公式ヘルプでは大きく3つに分かれています。個人がGoogle AIプラン(Plus・Pro・Ultra)に登録する経路、Google Cloudの管理者からアクセス権を与えられる企業向けの経路、そして対象のGoogle Workspaceプランで使う経路です。次の表は、無料のStandardと、この3つの経路について、公式ヘルプが示す入口をまとめたものです。

経路 公式ヘルプの記載 金額の記載
Standard(無料) Gmailアカウントで無料登録、または対象のWorkspace・Workspace for Educationライセンスで登録 無料と記載(Gmailでの登録)
Google AIプラン(Plus・Pro・Ultra) 各プランに登録すると、Notebookの上限と機能が拡張される このヘルプには金額なし
Google Workspace 対象のエディションで利用でき、上限はエディションの区分で異なる このヘルプには金額なし
Google Cloud(企業向け) Cloud管理者からアクセス権を得る。音声解説・動画解説・レポートなどの生成物が5倍以上と記載 このヘルプには金額なし

金額について補足します。プランの紹介ページGoogle AIのプラン(日本向け表示、2026年10月11日取得)も、取得した本文では「月額」の文字の横に金額が表示されていませんでした。ストレージは、Plusが400 GB(比較表では「400 GB or 2 TB」の表記)、Proが5 TB、Ultra 5xが20 TB、Ultra 20xが30 TBと表示されています。月額は国や契約経路で変わり得るため、最新の金額は契約画面で確認してください。プランそのものの違いは、Google AIプランの違い|Plus/Pro/Ultraの選び方で整理しています。

NotebookLMとGemini Notebookの名称の違いを整理する

NotebookLMとGemini Notebookは、公式ヘルプ上で同じサービスを指して使われている名前で、2026年10月11日に取得したヘルプの題名はGemini Notebook、日本語ページの上部の表示はNotebookLM ヘルプのままでした。

ヘルプのどのページを開いても、本文はGemini Notebookという名前で書かれています。たとえば使用量上限のページGemini Notebook の使用量上限を管理するは、日本語ページの上部の見出し領域に「NotebookLM」の表記が残っています。Google AIのプラン紹介ページの日本語表示も、Notebook関連の項目はGemini Notebookと書かれていて、NotebookLMという語は取得した本文に含まれていませんでした。

名称がいつどう統一されるのかは、取得したページには書かれていません。そのため、検索するときや社内の手順書に書くときは「NotebookLM(Gemini Notebook)」のように両方を併記しておくと、画面の表示が変わっても同じ機能として追えます。この記事では読みやすさのためにNotebookLMと書き、ヘルプの題名や項目名を挙げるときは公式の表記をそのまま使います。使い方の基本はNotebookLMの使い方|資料整理・要約・音声概要まで解説にまとめています。

もう1点、同じ「Standard」という語が別の意味で出てくる点に注意してください。個人向けの表のStandardは無料の標準プランを指します。一方、Google Cloudの企業向けの案内には、プラン名としてGemini Enterprise Standardが並んでいます。名前が似ていても別の契約なので、プランの表を読むときは、どの経路のページを見ているかを先に確認します。

無料版(Standard)の上限とプラン別のノートブック数・ソース数

ノートブック数とソース数とは、1ユーザーが持てるノートブックの件数と、1つのノートブックに入れられる資料(ソース)の件数のことで、公式ヘルプのプラン別の表ではStandardが100件と50件、Proが500件と300件です。

ノートブックとソースの上限は、英語版と日本語版のどちらのヘルプにも同じ数字で載っています。日本語版は「100 件 / 1 ユーザー」「50 件 / 1 ノートブック」の形で書かれ、英語版は「100/user」「50/notebook」の形です(日本語版、英語版、2026年10月11日取得)。上限は変更される場合がある、とヘルプ自身が見出しで断っています。

項目 Standard(無料) Plus Pro Ultra(20 TB) Ultra(30 TB)
ノートブック(1ユーザーあたり) 100件 200件 500件 500件 500件
ソース(1ノートブックあたり) 50件 100件 300件 500件 600件
新機能への早期アクセス 標準 早期 優先 優先 優先

この表から読み取れることを、計算で確かめます。ノートブックの件数は、Standardから見てPlusが2倍、Pro以上が5倍です。Pro・Ultra(20 TB)・Ultra(30 TB)の3列は、どれも500件で同じです。つまり、ノートブックの件数を理由にProからUltraへ上げる意味は、この表からは読み取れません。一方、ソースはProの300件に対してUltra(20 TB)が500件、Ultra(30 TB)が600件で、1つのノートブックに詰め込む資料が多い人ほど差が出ます。

共有したときの扱いも、ヘルプに書かれています。ノートブックを共有しても、共同で使う相手のソース上限は変わりません(英語版ヘルプの補足欄)。自分がProで300件まで入れられても、相手が無料版なら、相手の側の枠は変わらないという意味に読めます。

ソースに入れられる形式は、Learn about Gemini Notebookに、PDF、ウェブサイト、YouTube動画、音声ファイル、Googleドキュメント、Googleスライドが挙げられています(2026年10月11日取得)。Googleドライブから取り込んだ資料の更新の仕組みは、NotebookLMとGoogle Driveを同期する方法|自動更新・手動同期・反映されない時の対処で扱っています。

日本語版ヘルプの1日あたり上限:チャット・音声解説・レポートなど

1日あたりの上限とは、チャットの回数や音声解説・レポートなどの生成物を1日に作れる件数のことで、日本語版のプランヘルプの表では、Standardがチャット50回・音声解説3件、Proがチャット500回・音声解説20件とされています。

日本語版のプランヘルプ(Gemini Notebook をアップグレードする、2026年10月11日取得)には、前の章の2項目に加えて、チャットや生成物の1日あたりの上限が載っています。次の表は、その行をそのまま写したものです。

項目(単位) Standard Plus Pro Ultra(20 TB) Ultra(30 TB)
チャット(1日) 50回 200回 500回 2,500回 5,000回
音声解説(1日) 3件 6件 20件 100件 200件
動画解説(1日) 3件 6件 20件 100件 200件
シネマティックな動画解説(1日) 記載なし 記載なし 2件 10件 20件
レポート(1日) 10件 20件 100件 500件 1,000件
フラッシュカード(1日) 10件 20件 100件 500件 1,000件
クイズ(1日) 10件 20件 100件 500件 1,000件
マインドマップ(1日) 10件 20件 100件 500件 1,000件
Deep Research 10件(1か月) 3件(1日) 20件(1日) 75件(1日) 200件(1日)

データテーブル、インフォグラフィック、スライド資料と改訂の3つは、件数ではなく「上限あり」「上限引き上げ」「高い上限」「より高い上限」「最大の上限」という段階表示です。件数が書かれていないため、この記事では数字を補いません。日次の枠は24時間後に、月次の枠は30日後にリセットされる、とヘルプの補足欄に書かれています。

Standardの列でひとつ注意があります。Deep Researchだけは、他の行と違って「1日」ではなく「1か月に10件」という単位です。Plusは1日3件なので、30日続けて上限まで使った場合の机上計算では90件になりますが、これは「毎日使い切った場合」の数字で、使い方の目安ではありません。Deep Research自体の仕組みは、NotebookLM 最新機能 AIエージェント|2026年の最新情報で、公式ヘルプが「agentic feature」と説明している点を含めて扱っています。

標準との倍率を計算する:プランを上げると枠はどれだけ増えるか

プラン間の倍率とは、公式の表の数字どうしを割り算して、Standardに対して何倍の枠か、Proに対してUltraが何倍の枠かを示した値のことで、この記事の独自の計算です。

公式ヘルプは数字を並べているだけで、倍率は書いていません。そこで、前の2つの表の数字を使い、割り算で倍率を出しました。ここで出す倍率は、日本語版のプランヘルプの表に基づく机上の計算で、Googleが示した公式の倍率ではありません。小数は小数第1位で丸めています。

項目 Plus ÷ Standard Pro ÷ Standard Ultra(20 TB) ÷ Pro Ultra(30 TB) ÷ Pro
ノートブック 2.0倍(200÷100) 5.0倍(500÷100) 1.0倍(500÷500) 1.0倍(500÷500)
ソース 2.0倍(100÷50) 6.0倍(300÷50) 1.7倍(500÷300) 2.0倍(600÷300)
チャット(1日) 4.0倍(200÷50) 10.0倍(500÷50) 5.0倍(2,500÷500) 10.0倍(5,000÷500)
音声解説(1日) 2.0倍(6÷3) 6.7倍(20÷3) 5.0倍(100÷20) 10.0倍(200÷20)
レポート(1日) 2.0倍(20÷10) 10.0倍(100÷10) 5.0倍(500÷100) 10.0倍(1,000÷100)

この表から、プランを上げたときの効き方が項目ごとに違うことが分かります。Plusに上げた場合、チャットは4倍に増えますが、音声解説とレポートは2倍にとどまります。音声解説を1日に何本も作る使い方なら、Plusでは増え方が小さい、と読めます。逆に、ノートブックの件数が理由で上げるなら、Pro以降は500件で止まるので、Proで足ります。

もうひとつ、この計算で見えることがあります。UltraをProに対して5倍または20倍とする記載が、使用量上限のページにあります。ところが、1日あたりの件数表でUltra(30 TB)をProで割ると、チャット・音声解説・レポートはいずれも10倍で、20倍にはなりません。ストレージが20 TBのUltra 5xと30 TBのUltra 20xに、Notebookのページが直接の対応を書いているわけではなく、ストレージの数字が一致することから対応づけて読んでいます。2つのページの数字は同じ軸で書かれていないため、倍率を足し引きして比べず、自分のアカウントの実際の使用量は、Notebookの設定の使用量画面で確認します。

英語版ヘルプに1日あたりの行が見当たらない件と、両ページの読み分け

日英のヘルプの差とは、同じURLの番号でも言語版で表の行が異なる箇所のことで、プランヘルプでは日本語版にチャットや音声解説などの1日あたりの行があり、2026年10月11日に取得した英語版にはノートブックとソースの行だけが載っていました。

英語版のLearn about Gemini Notebook’s plansの表では、Usage Limitsの下にあるのはノートブックとソースだけでした。日本語版のGemini Notebook をアップグレードするには、チャットから Deep Researchまでの行があります。題名も、英語版はLearn about Gemini Notebook’s plans、日本語版はGemini Notebook をアップグレードするで、同じ番号の記事ですが一致していません。

なぜ差があるのかは、取得したページには書かれていません。更新の時期がずれているのか、表の構成が違うのかは、公式で確認できないため、断定しません。実務上は、次の手順で読み分けるのが安全です。

確認したい数字 最初に開くページ もうひとつ確認するページ
ノートブック数・ソース数 日本語版のプランヘルプ 英語版のプランヘルプ(同じ数字を確認)
チャット・音声解説などの1日の件数 日本語版のプランヘルプ 職場・学校アカウントなら英語版のWorkspaceヘルプ
5時間ごとの回復・週の上限 使用量上限のページ(日本語版) 英語版の使用量上限のページ
実際に今の自分の残量 Notebookの設定にある使用量画面 なし(画面の表示が最優先)

日本語版の使用量上限のページには、「このページには、AI 技術を使用して翻訳されたコンテンツが含まれている場合があります」という注記があります。件数のように判断に直結する数字は、英語版でも見比べる手順が安全です。ここまで確認した範囲では、ノートブックとソースの数字は両言語で一致していました。

使用量上限(計算量ベース・5時間ごとの回復・週の上限)との関係

計算量ベースの使用量上限とは、操作の回数ではなく処理の重さに応じて消費が決まる上限のことで、公式ヘルプは、プロンプトの複雑さ、使うモデルと機能、チャットの長さが考慮されると説明しています。

前の章までの「1日あたりの件数」とは別に、使用量上限のページManage your Gemini Notebook usage limits(英語版、2026年10月11日取得)は、計算量に基づく上限があると書いています。上限に達した場合は、5時間ごとに割り当てがリセットされ、週の上限に達するまでその割り当てが続きます。週の具体的な数字は、取得したページには載っていません。

プランごとの関係は、このページでは倍率で書かれています。プランがなければ標準の上限、AI Plusは標準の2倍、AI Proは標準の4倍、AI Ultraはサブスクリプションに応じてAI Proの5倍または20倍です(日本語版)。この倍率と、前の章で計算した1日あたりの件数の倍率は一致しません。たとえばPlusは、使用量上限のページでは標準の2倍、1日の件数表ではチャットが4倍です。どちらも公式の記載であり、片方が誤りと決める根拠はありません。2つの上限が別々に存在し、どちらか先に当たった側が制約になると読むのが妥当です。

日本語版には、2026年9月2日からコンピューティング量に基づく使用量上限が適用される、という通知があります。英語版には、取得時点でこの日付の通知は見当たりませんでした。この変更の詳しい読み方は、Gemini Notebookの使用量上限|計算量ベース移行とプラン別倍率に整理しています。残りの量は、Notebookの設定から使用量を開くと確認できます。チャットの下には、残りの使用量と上限が戻る時刻を示すメッセージが出る、とヘルプに書かれています。時刻の例は画面の文言の見本であり、実際の戻る時刻はご自身の画面で確認します。

利用経路の違い:個人のGoogleアカウント・Workspace・Google Cloud

利用経路の違いとは、同じNotebookでも、個人のGoogleアカウント、仕事・学校のWorkspaceアカウント、Google Cloud経由で、上限の表とデータの扱いが別のヘルプに分かれていることを指します。

仕事や学校のアカウントで使う場合は、個人向けの表ではなく、Use Gemini Notebook with a work or school Google account(英語版、2026年10月11日取得)を見ます。このページは、Workspaceのエディションごとに、標準・より広範・高レベル・拡張・最高レベルの5段階でアクセスを分けています。日本語版はこちらです。ここでの段階の名前は、個人向けのPlusやProとは別の表記です。

次の表は、Workspaceのヘルプの1日あたり上限の一部を写し、個人向けの表の数字と見比べるためのものです。名前が似ていても列は対応づけない、という読み方の確認用です。

項目 標準アクセス より広範 高レベル 拡張 最高レベル
ソース(1ノートブック) 50件 100件 300件 400件 600件
チャット(1日) 50回 200回 500回 1,000回 5,000回
音声解説(1日) 3件 6件 20件 40件 200件
Deep Research 10件(1か月) 3件(1日) 20件(1日) 30件(1日) 200件(1日)

この表の4列目の「拡張」は、ソースが400件、チャットが1日1,000回で、個人向けのUltra(20 TB)の500件・2,500回とは数字が異なります。したがって、「Workspaceの拡張は個人のUltra 20 TBと同じ」と読み替えることはできません。どのエディションがどの段階に当たるかは、同じヘルプにエディションの一覧があり、アドオンとして「AI Expanded Access」と「AI Ultra Access」が挙げられています。ただし、このヘルプの取得結果には、どのアドオンがどの段階に当たるかの対応は書かれていないため、この記事では対応づけません。ご自身の組織の契約は、管理者に確認する必要があります。

Google Cloud経由の企業向けは、英語版のプランヘルプに、音声解説・動画解説・レポートなどの生成物が5倍以上と書かれています。利用にはCloud管理者からのアクセス権が必要で、アップロードしたファイルはGCPプロジェクトの中に残る、とも書かれています。個人が単独で契約するものではないため、このルートは組織の担当者向けの情報です。

透かし・早期アクセス・データの扱いの違い

プランごとの付加条件とは、上限の数字以外に、生成物の透かし、新機能への早期アクセス、データの学習利用の扱いがプランで異なる点のことで、公式のプランヘルプの表にまとめられています。

透かしの削除は、StandardとPlusでは不可、Pro・Ultra(20 TB)・Ultra(30 TB)では可、と表に書かれています。ただし、インド、韓国、ベトナムに居住している場合は、目に見える透かしが自動で付く、という注記が付いています(英語版ヘルプ)。同じページには、Veo、Omni、Nano Bananaで生成した出力には目に見えない透かし(SynthID)が入る、とも書かれています。画像や動画の生成物を資料に載せる人は、プランで透かしが変わる点を先に押さえておくと、後から作り直す手間を避けられます。

新機能への早期アクセスは、Standardが標準、Plusが早期、Pro以上が優先と表示されています。Geminiモデルへのアクセスは、プランが上がるほど高いレベルになる、とだけ書かれていて、具体的なモデル名は表にありません。

データの扱いは、個人向けでは、フィードバックを送らない限り、Notebookの学習には使われないと書かれています。フィードバックを送った場合は、質問、アップロード、モデルの回答を含むやり取り全体が確認される場合がある、とも書かれています。WorkspaceとWorkspace for Educationでは、アップロードしたファイル、質問、モデルの回答は、人の審査担当者が確認することも、AIモデルの学習に使われることもない、と書かれています。業務資料を入れる人は、個人アカウントか職場アカウントかで扱いが違う点を、料金の比較と並べて見る必要があります。

なお、自動で作られる生成物に関する補足もあります。ソースを最初に追加したときに、レポートやフラッシュカード、音声解説などが一度だけ自動で作られる場合があり、これらは上限に数えられない、と書かれています。上限の消費を気にして最初のソース追加をためらう必要はない、と読めます。

上限に達したときの選択肢:待つ・後で生成・アップグレード

上限に達したときの選択肢とは、使用量上限に当たった後に取れる行動のことで、公式ヘルプは、回復を待つこと、Studioで「後で生成」を選ぶこと、Google AIプランをアップグレードすることを挙げています。

使用量上限のページ(英語版、2026年10月11日取得)によると、上限に達したときは、上限が戻るまで待つ方法があります。待てない場合の手段として、Studioパネルでアーティファクトを選び、下部の「後で生成」を選ぶ方法が書かれています。生成には数時間かかる場合があり、通知を有効にしていれば完了時に通知が届きます。この機能は、現時点ではウェブでのみ使えると書かれています。

もうひとつは、チャットまたはStudioでの生成画面から「アップグレード」を選び、Google AIのサブスクリプションを変更する方法です。契約を変えたあと、やめたい場合の手順は、Google AIプランの解約方法|購入経路別の手順と解約後の扱いで、購入経路別に整理しています。無料版から有料に上げた後、ノートブックの内容や設定がどう引き継がれるかは、取得したページには書かれていません。気になる場合は、重要なノートブックのソースを手元に残してから契約を変える進め方が現実的です。

アップグレードの前に、まず使い方の側で消費を抑える余地があります。使用量上限のページは、プロンプトの複雑さやチャットの長さが消費に関係すると説明しています。話題が変わったら新しい会話に分ける、1回の依頼に詰め込む条件の数を見直す、といった工夫が考えられますが、これは私たちの解釈であり、公式が消費が減ると保証しているわけではありません。音声解説の設定で消費を抑える考え方は、NotebookLMの音声解説の使い方|形式4種・長さ・プロンプトの設定で、公式ヘルプの範囲に絞って解説しています。

自分に合うプランを選ぶチェック表(仮の例)

プラン選びのチェック表とは、自分の使い方を数字に置き換えて、どの行の上限に最初に当たるかを確認するための表のことで、ここでは仮の例を使って、公式の数字との照らし合わせ方を示します。

次の表は、仮の例として作った使い方の想定です。実在の利用者の記録ではなく、件数は一例です。左の列の使い方に対して、右の列の公式の数字で収まるかを確かめます。数字はすべて、日本語版のプランヘルプの表の値です。

仮の使い方 見る行 Standardで収まるか 収まるプランの目安
1つのノートブックに資料を70件入れる ソース(1ノートブック) 50件までなので収まらない Plus(100件)以上
音声解説の1日の必要数が8件という想定 音声解説(1日) 3件までなので収まらない Pro(20件)以上。Plusは6件までで足りない
1日にチャットを120回使う チャット(1日) 50回までなので収まらない Plus(200回)以上
ノートブックを150件持つ ノートブック(1ユーザー) 100件までなので収まらない Plus(200件)以上
Deep Researchを1か月に8件 Deep Research 1か月10件までなので収まる Standardで足りる

このチェック表は、自分の使い方の数字を決め、各行の公式の上限と照らし合わせて読みます。複数の行が同時に当てはまるときは、最も厳しい行に合わせたプランが必要です。上の仮の例では、音声解説の行が最も厳しく、Pro以上が目安です。ただし、これは日本語版プランヘルプの表だけで見た結果で、使用量上限のページが示す計算量ベースの上限は別に存在します。

チェック表で判断が割れたら、無料のStandardで実際に使って、設定の使用量画面で消費の感覚をつかんでから決めるのが合理的です。有料プランはNotebookだけでなく、Geminiアプリやストレージも含む契約です。Notebook以外の使い道まで含めて比べたい場合は、Google AIプランの違いの記事と、Googleのサービス全体を整理したGoogle AIの使い方ガイドを併せて読んでください。

よくある質問(FAQ)

Q1. NotebookLMで検索するときと、Gemini Notebookで検索するときのどちらが見つかりやすいですか?
どちらか一方に絞らず、両方で探すのが安全です。公式ヘルプの本文と題名はGemini Notebook、日本語ページの上部の表示はNotebookLM ヘルプのままだったためです。社内で共有するときも「NotebookLM(Gemini Notebook)」と併記しておくと、画面の表記が変わっても追えます。
Q2. 自分がProでノートブックを共有すると、相手の上限も上がりますか?
上がらない、と公式ヘルプの補足欄に書かれています。共有してもソースの上限は共同利用者の側で変わりません。相手が無料版なら、相手の枠は無料版のままです。
Q3. 1日あたりの上限は、何時にリセットされますか?
プランヘルプには、日次の枠は24時間後、月次の枠は30日後にリセットされると書かれています。使用量上限のページには、画面に戻る時刻が表示される例が載っていますが、時刻は見本です。実際の時刻は自分の画面で確認します。
Q4. 会社のアカウントでも、個人向けの表と同じ数字になりますか?
同じとは限りません。仕事・学校のアカウントは、Workspaceのヘルプにあるエディション別の表が当てはまります。標準と、より広範と、高レベルの列は、個人向けのStandard・Plus・Proと数字が重なる項目がありますが、拡張以降は個人のUltraとは数字が違います。組織の契約は管理者に確認します。
Q5. 月額の金額は、どこで確認できますか?
2026年10月11日に取得したNotebookのヘルプとプラン紹介ページの本文には、金額が表示されていませんでした。金額は契約画面で確認してください。金額は国や契約経路で変わり得るため、この記事では書きません。
Q6. 無料版で作ったノートブックは、有料プランに上げた後も残りますか?
取得した公式ページには、この点を説明する記載が見つかりませんでした。公式で確認できないため、断定しません。重要なソースは手元にも保存してから契約を変えると安心です。

まとめ:料金は「無料のStandard+拡張」、判断は自分の数字で

NotebookLMは、Gmailアカウントで無料のStandardを使い始められ、上限を広げたいときはGoogle AIプラン、対象のWorkspace、Google Cloudの順に経路があります。無料版のノートブックは100件、ソースは50件、日本語版のプランヘルプではチャットが1日50回、音声解説が1日3件でした。Plus・Pro・Ultraで枠が広がる度合いは項目ごとに違い、この記事の計算では、Plusはチャットが4倍、音声解説とレポートは2倍でした。

注意点は4つあります。月額の金額は取得した公式ページの本文に表示がないこと、日本語版と英語版でプランヘルプの表の行が違うこと、1日あたりの件数と計算量ベースの上限が別の軸で書かれていること、Workspaceの段階を個人のPlusやProと同じに読み替えられないことです。これらはいずれも、公式ヘルプの記載が変わる可能性があります。最新の数字は、2026年10月11日時点の取得内容として読み、ご自身の画面と公式ページで再確認してください。

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この記事を書いた人

株式会社S.Line 代表取締役。偏差値39から起業し、AIとSNSの活用で「普通の人」が成果を出す方法を発信。

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