NotebookLMとGoogle Driveを同期する方法|自動更新・手動同期・反映されない時の対処

NotebookLM Drive同期ガイドのアイキャッチ画像
📅 公開日: 2026年6月9日🔄 最終更新: 2026年8月9日

Google公式ヘルプの現行仕様を整理

NotebookLMとGoogle Driveの同期方法|自動更新・手動同期・対応ファイルを解説

NotebookLMへGoogle Driveから取り込んだ対応ファイルは、現在、数分ごとに自動同期されます。Googleの公式ヘルプには、元のドキュメントに加えた変更が、ノートブックを開いたときに自動的に更新されることも明記されています。反映をすぐ確かめたい場合や自動更新を待ちたくない場合は、対象ソースを開き、Google Driveとの同期を実行する操作から手動で更新できます。

したがって、「Drive資料は手動でしか更新できず、更新のたびに削除して追加し直す」という説明は現行仕様と異なります。正しくは、Driveからインポートしたソースには自動同期があり、必要なときだけ手動同期も選べるという仕組みです。

ただし、自動同期されるからといって、Google Drive上の情報が何でも同じ形でNotebookLMへ入るわけではありません。Googleファイルの脚注とコメントは取り込まれず、Googleスライドは最大100枚、Googleスプレッドシートは現時点で最大100,000トークンです。パソコンなどからアップロードするソースには、1ソース最大500,000語、アップロードファイル最大200MBという上限があります。Drive上の音声ファイルをそのままインポートする方法もサポートされていません。

この記事では、Googleが公開しているNotebookLM公式ヘルプ2ページだけを根拠に、自動更新と手動同期の違い、Driveファイルを追加する流れ、対応するソース形式、取り込まれない要素、権限を失ったときの挙動まで順番に解説します。

この記事の結論

  • Google Driveから取り込んだソースは数分ごとに自動同期される
  • 元ファイルの変更はノートブックを開いたときに自動更新される
  • 必要ならソースを開き、Google Driveとの同期を手動で実行できる
  • Googleファイルの脚注とコメントはNotebookLMへ取り込まれない
  • Googleスライドは100枚まで、Googleスプレッドシートは現時点で100,000トークンまで
  • アップロードする各ソースは最大500,000語、アップロードファイルは最大200MB
  • Driveファイルへの閲覧権限を失うか原本が削除されると、NotebookLM側のソースも利用できなくなる
岡田颯太
岡田颯太

同期を理解するポイントは、Driveから選んだソースと、端末からアップロードしたファイルを分けて考えることです。自動同期の対象として公式に説明されているのは、Google Driveからインポートしたソースです。

目次

この記事でわかること

  • NotebookLMとGoogle Driveの同期方法を最初に確認
  • Driveから取り込んだ資料が自動更新される仕組み
  • NotebookLMへGoogle Driveファイルを追加して同期する手順
  • Driveの変更が反映されないときの確認項目
  • NotebookLMの対応ファイル形式と上限
  • 脚注・コメント・音声など取り込まれない情報
  • アクセス権・削除・非アクティブソースの挙動
  • Drive同期を正確に運用するための実践ルール

NotebookLMとGoogle Driveの同期方法を最初に確認

NotebookLMのGoogle Drive同期には、「数分ごとに行われる自動同期」と、利用者が必要に応じて行う手動同期の2つがあります。どちらも、Driveからインポートした対応ファイルの内容をNotebookLM側のソースへ反映するための仕組みです。

GoogleはNotebookLMのソースを、アプリへインポートまたはアップロードした資料の「コピー、または自動同期されたバージョン」と説明しています。つまり、すべてのソースが同じ更新方法を持つのではありません。パソコンからアップロードしたPDFやWordファイルは取り込み時点のコピーとして扱い、Google Driveからインポートした対応ファイルは自動同期されるソースとして扱う、という区別が基本です。

Driveからインポートしたソースについて、公式ヘルプは「数分ごとに同期する」と案内しています。また、元のドキュメントを変更した場合、その変更はノートブックを開いたときに自動的に更新されます。常に画面を開いたまま秒単位で共同編集内容が流れ込むという説明ではないため、「リアルタイム共同編集」と「数分ごとの自動同期」は分けて理解してください。

自動同期を待たずに確認したい場合は、NotebookLMで対象のソースを開きます。公式ヘルプでは、そこで「Click to sync with Google Drive」をクリックすると手動更新できると説明されています。これは対象ソースをGoogle Driveの原本と同期する操作です。

NotebookLMにおける自動同期・手動同期・ローカルアップロードの比較

更新方法

対象

更新のきっかけ

使う場面

自動同期

Google Driveからインポートした対応ソース

数分ごとに同期され、元資料の変更はノートブックを開いたときに自動更新される

通常の継続利用。毎回の手動操作をせず、Driveの更新を反映したいとき

手動同期

Google Driveからインポートした対応ソース

ソースを開き、Google Driveとの同期操作をクリックする

重要な修正をすぐ確認したいとき、自動更新を待たずに最新版へ合わせたいとき

ローカルアップロード

端末からアップロードした対応ファイル

アップロードした内容がコピーとしてソースになる

Driveからインポートした自動同期版のソースとは区別して扱う

この比較で重要なのは、手動同期が自動同期の代替ではなく、必要なときに使える補助操作だという点です。通常は自動同期に任せ、改訂直後の確認や回答根拠を今すぐ更新したい場面で手動同期を使うと、現行仕様に沿った運用になります。

Driveから取り込んだ資料が自動更新される仕組み

NotebookLM Drive同期の手動同期と自動更新を整理した図解
NotebookLM Drive同期の手動同期と自動更新を整理した図解

Google Driveから追加した対応ファイルは、元ファイルそのものをNotebookLMが編集するのではなく、NotebookLMで分析できる自動同期版のソースとして扱われます。NotebookLMは選択したソースを根拠に質問へ答え、依頼された処理を行います。

この仕組みにより、原本はGoogle Driveで管理しながら、NotebookLMではその内容に基づく回答、要約、整理を利用できます。元のGoogleドキュメント、Googleスライド、GoogleスプレッドシートをDrive側で更新すると、NotebookLMへインポート済みのソースも数分ごとの同期対象になります。ノートブックを開いた際には、原本に加えた変更が自動的に更新されます。

一方、NotebookLMからDriveの原本を書き換えることはできません。公式ヘルプは、NotebookLMがDrive上の元ファイルを削除したり編集したりできないと明記しています。NotebookLMのソース表示が原本と異なって見える場合があるのは、資料の情報を分析し理解できる形にするためです。その表示上の違いによって、Driveにある原本の書式が変更されることはありません。

自動同期は「双方向編集」ではない

「同期」という言葉から、NotebookLMで何かを直すとGoogleドキュメントへ書き戻される動作を想像するかもしれません。しかし、公式に説明されている更新方向は、Driveの原本からNotebookLMのソースへ内容を反映する方向です。NotebookLMは原本を削除・編集できないため、原本の修正はDrive側で行います。

運用上は、Google Driveを原本の保管場所、NotebookLMを原本の内容に基づいて質問や整理を行う場所として分けると理解しやすくなります。NotebookLMの出力をそのまま原本へ自動保存する機能まで含めて「Drive同期」と呼ぶのは正確ではありません。

数分ごとの同期と、ノートブックを開いたときの更新

Googleの説明には、「Driveからインポートしたソースは自動更新され、数分ごとに同期する」という案内と、「元のドキュメントへの変更は、ノートブックを開いたときに自動的に更新される」という案内が並んでいます。そのため、元ファイルの保存直後にNotebookLMの回答が同じ瞬間から変わると断定するのではなく、数分単位の同期とノートブックを開く操作を前提に確認するのが適切です。

更新直後に重要な質問をする場合は、対象ソースを開いて手動同期を行い、その後に質問する方法が明確です。自動同期だけで十分な場面と、手動で最新版を確認してから使う場面を分けることで、古い内容を参照しているのではないかという迷いを減らせます。

同期後も原本の書式は変わらない

NotebookLMのソースビューアーでは、分析と理解を可能にするため、原本と見え方が異なる場合があります。これは原本のレイアウトや書式をNotebookLMが上書きしたことを意味しません。公式ヘルプは、NotebookLM上での表示の違いがGoogle Drive上の元ファイルの書式を変更しないと説明しています。

したがって、Driveの資料をレイアウト確認のためにNotebookLMへ入れるのではなく、情報内容を質問、要約、整理するために使うものと考えるのが公式説明に沿っています。見た目の完全な再現と、情報を分析できる形で取り込むことは別です。

NotebookLMへGoogle Driveファイルを追加して同期する手順

パソコン版では、NotebookLMでソースを追加し、Google Driveからアクセス権のある対応ファイルを選ぶことでインポートできます。1つだけでなく、複数のファイルを同時に選択することも可能です。

  1. NotebookLMを開く。パソコンでNotebookLMを開き、Googleアカウントへログインします。NotebookLMの利用には、自分で管理する個人のGoogleアカウント、または職場・学校のGoogleアカウントが必要です。
  2. 対象のノートブックを選ぶ。既存のノートブックを開くか、新しいノートブックを用意します。
  3. ソース追加を選ぶ。ソースパネルから追加操作を開きます。公式ヘルプでは、検索欄へ調査したい内容を入力してWebまたはWorkspaceのファイルを探す方法も案内されています。
  4. Google Driveの対応ファイルを選ぶ。Drive上で閲覧権限以上を持つファイルから、取り込みたいものを1件または複数選択します。
  5. インポートを完了する。追加されたファイルはNotebookLMのソースになり、選択したソースを根拠にチャットで質問できます。
  6. 原本を更新する。内容を直す場合はGoogle Drive側の元ファイルを編集します。NotebookLMはDriveの原本を編集しません。
  7. 自動更新を確認する。Driveからインポートしたソースは数分ごとに同期し、ノートブックを開くと原本の変更が自動的に更新されます。
  8. 必要なら手動同期する。対象ソースを開き、「Click to sync with Google Drive」と案内される同期操作をクリックします。

複数のDriveファイルをまとめて追加できる

公式ヘルプでは、Google Driveから対応ファイルをインポートするとき、1件または複数件を選択できると説明されています。関連する資料を同じノートブックへまとめたい場合、1ファイルずつ追加する必要はありません。ただし、追加した各ソースはソース数の上限へ数えられます。

無料ユーザーは、1つのノートブックに最大50ソースを含められます。多数の資料を追加するときは、同じ内容の旧版と新版を重複させるのではなく、Drive原本を更新して自動同期を利用するほうが、ソース数を使い切りにくい運用になります。

Drive検索からソースを見つける方法もある

NotebookLMのソースパネルでは、調べたい内容を検索欄へ入力し、WebまたはDriveを選んでソース候補を探せます。Drive検索では、自分がアクセスできる対応ソースが対象です。検索結果にはタイトル、検索内容との関連を示す説明、元ファイルを開くリンクが表示され、内容を確認してから1件または複数件をインポートできます。

この検索機能は、すでにファイル名を把握している資料を選ぶ操作とは別に、Drive内から関連資料を見つける手段です。どちらの方法でも、NotebookLMへ追加するには対象ファイルへのアクセス権が必要です。

Driveの変更が反映されないときの確認項目

NotebookLM Drive同期の注意点を整理した図解
NotebookLM Drive同期の注意点を整理した図解

Driveソースの変更が見えないときは、「少し待ってノートブックを開く」「手動同期する」「アクセス権と原本の存在を確認する」の順に切り分けます。公式仕様では同期が数分ごとなので、保存直後の一瞬だけを見て故障と判断するのは早すぎます。

1. 数分待ってノートブックを開き直す

Driveからインポートしたソースは数分ごとに同期されます。まず元ファイルの変更が保存されていることを確認し、少し待ってから対象ノートブックを開きます。Googleは、原本の変更がノートブックを開いたときに自動更新されると案内しています。

2. 対象ソースを開いて手動同期する

反映を待てない場合は、NotebookLM内で対象ソースを開き、Google Driveとの同期操作を実行します。自動同期がある現行仕様でも、手動同期は必要に応じて使えます。重要な改訂の直後に質問するなら、手動同期によって更新を明示的に行ってから確認すると分かりやすくなります。

3. Driveファイルへの閲覧権限を確認する

Driveからファイルをインポートするには、少なくとも閲覧権限が必要です。インポート後にアクセス権を失うと、NotebookLM側のソースへアクセスできなくなり、内容を表示したり、そのソースとやり取りしたりできません。自分が所有するノートブックでも、共有されたノートブックでも同じです。

4. Driveの原本が削除されていないか確認する

元ファイルがGoogle Driveから削除された場合も、NotebookLMのソースは利用できなくなります。Driveからのインポートは、削除後も独立した完全コピーとして使い続けられる仕組みではありません。公式ヘルプは、アクセス権を失った場合と原本が削除された場合のどちらも、ソースがアクセス不能になると説明しています。

5. 取り込まれない要素を確認する

本文は更新されているのに脚注やコメントだけ見つからない場合、同期不良とは限りません。NotebookLMはGoogleファイルの脚注とコメントをインポートしません。脚注やコメントに重要情報を置いている場合、同期を繰り返してもその部分はNotebookLMのソースにならないため、本文へ移すか別ソースとして用意する必要があります。

6. ファイル形式と上限を確認する

Googleスライドは最大100枚、Googleスプレッドシートは現時点で最大100,000トークンです。端末からアップロードするファイルでは、1ソース最大500,000語、アップロードファイル最大200MBという上限もあります。上限を超えた資料やサポート対象外の方法で追加した資料は、同期を待つ前に形式や分割方法を見直す必要があります。

Driveソースの更新を確認するときの切り分け表

見えている状態

公式仕様から確認する点

次の操作

保存直後で変更が見えない

同期は数分ごと

少し待ち、ノートブックを開いて確認する

今すぐ最新版にしたい

必要時は手動同期できる

ソースを開き、Google Driveとの同期操作を実行する

ソース自体へアクセスできない

閲覧権限の喪失または原本削除で利用不能になる

Driveの権限とファイルの存在を確認し、必要ならアクセスを依頼する

脚注・コメントだけ見えない

脚注とコメントは非取込

重要情報を本文または別の対応ソースへ移す

Drive上の音声を追加できない

Driveからの音声インポートは非対応

対応する音声ファイルを端末からローカル音声としてアップロードする

NotebookLMの対応ファイル形式と上限

NotebookLMはGoogle Driveのファイルだけでなく、音声、画像、Office文書、PDF、Webページ、公開YouTube動画などをソースにできます。ただし、形式ごとに取り込み方と制限が異なります。Google Driveの自動同期を使いたい場合は、対応ファイルをDriveからインポートしたソースとして追加する必要があります。

Google公式ヘルプに掲載されているNotebookLMの主な対応ソース

ソース種別

対応形式・内容

主な上限・注意点

Google Driveファイル

Googleドキュメント、Googleスライド、Googleスプレッドシートなどの対応ファイル

Driveからインポートしたソースは数分ごとに自動同期。閲覧権限以上が必要

Googleスライド

Google Slides

最大100枚

Googleスプレッドシート

Google Sheets

現時点で最大100,000トークン

文書・表・プレゼン資料

DOCX、TXT、Markdown(MD)、PDF、CSV、PPTX

各ソース最大500,000語。アップロードファイル最大200MB

コピーしたテキスト

コピー&ペーストした文章

作成時にタイトルを追加・編集できる

画像

AVIF、BMP、GIF、HEIC、HEIF、ICO、JP2、JPE、JPEG、JPG、PNG、TIF、TIFF、WEBP

画像の種類によっては、現時点で十分に機能しない場合がある

音声

MP3、WAVなどのローカル音声ファイル

取り込み時に文字起こしされ、そのテキストがソースとして保存される。Driveからの音声インポートは非対応

Web URL

一般のWebページ、URLで指定したPDF

HTMLページはテキストだけを取得。画像、埋め込み動画、配下ページ、有料購読ページは取り込まれない

ePub

ePubファイル

権利を持たない資料のアップロードは避ける

YouTube URL

字幕がある公開動画

動画そのものではなくテキストの文字起こしだけを取り込む。公開後72時間未満は追加できない場合がある

Geminiのチャット

GeminiでNotebookLMのノートブックをコンテキストとして使い、チャットを追加

NotebookLMの対応ソースの一つとして公式ヘルプに掲載

Googleスライドは100枚まで

Googleスライドをソースにする場合、上限は100枚です。100枚を超えるプレゼン資料を扱うなら、NotebookLMへ入れる範囲を分ける必要があります。上限はファイル容量ではなくスライド枚数として示されているため、画像を多用した資料でもテキスト中心の資料でも、まず枚数を確認します。

Googleスプレッドシートは100,000トークンまで

Googleスプレッドシートは、現時点で1ファイル100,000トークンまでです。トークンはセル数や文字数と同じ単位ではないため、「何行なら必ず入る」と固定的に言い換えることはできません。公式が示している上限どおり、100,000トークンを基準にします。

Googleスプレッドシートに複数タブがある場合、複数タブのデータは1つのソースとして取り込まれます。Googleドキュメントの複数タブについても同様に、複数タブのデータが1つのソースへ入ると公式ヘルプに記載されています。タブごとに別ソースへ自動分割されるわけではありません。

アップロードファイルは200MB、各ソースは500,000語まで

Google公式ヘルプでは、各ソースに最大500,000語を含められ、アップロードファイルは最大200MBとされています。ここでいう200MBは、端末などからアップロードするファイルに対するサイズ上限です。500,000語はソースに含められる語数の上限として案内されています。

大きなPDFやWord資料をローカルから追加するときは、ファイルサイズだけでなく内容量も確認します。200MB以下でも500,000語を超える資料、500,000語以下でも200MBを超えるアップロードファイルは、公式上限内とはいえません。

無料ユーザーは50ソースまで

無料ユーザーは、1つのノートブックに最大50ソースを含められます。Driveからインポート後にアクセスできなくなった非アクティブなソースも、このソース数へ数えられます。使えないソースが上限を消費している場合は、アクセスを回復するか、不要ならソース一覧から取り除く判断が必要です。

脚注・コメント・音声など取り込まれない情報

Google Drive連携で特に見落としやすい制限は、Googleファイルの脚注とコメントがインポートされないことです。自動同期と手動同期のどちらを使っても、非対応の要素が対応要素へ変わるわけではありません。

Googleファイルの脚注は取り込まれない

Googleドキュメントなどで脚注に出典、補足条件、例外事項を記載している場合、その脚注はNotebookLMのソースに入りません。本文だけを見れば意味が変わる資料では、NotebookLMへ取り込ませたい重要事項を本文にも明記する必要があります。

これは、NotebookLMが回答時に表示するインライン引用とは別の話です。NotebookLMは選択したソースに基づく回答へ明確なインライン引用を示す機能を持ちますが、原本の脚注自体はGoogleファイルから取り込まれません。「原本の脚注」と「NotebookLMが回答へ示す引用」を混同しないでください。

Googleファイルのコメントは取り込まれない

共同編集で使うコメントもインポートされません。コメント欄で決まった修正方針、未解決の論点、レビュー担当者の補足は、NotebookLMから質問しても根拠にできません。確定した内容をNotebookLMへ反映したい場合は、コメントのまま残すのではなく原本本文へ反映し、その後に自動同期または手動同期を確認します。

Drive上の音声ファイルは直接インポートできない

NotebookLMは音声ファイルをソースとしてサポートしていますが、Google Driveから音声ファイルをインポートする方法はサポートされていません。音声を使う場合は、対応するローカル音声ファイルをアップロードします。ローカル音声は取り込み時に文字起こしされ、そのテキストが新しいソースとして保存されます。

公式ヘルプに掲載されているローカル音声の対応形式には、3G2、3GP、AAC、AIF、AIFC、AIFF、AMR、AU、AVI、CDA、M4A、MID、MP3、MP4、MPEG、OGG、OPUS、RA、RAM、SND、WAV、WMAがあります。発話がない音声はサポートされず、音質が低いとインポートに失敗する場合があります。

Webページはテキストだけが対象

Web URLをソースへ追加した場合、NotebookLMが取得するのは指定されたHTMLページのテキスト内容だけです。ページ内の画像、埋め込み動画、リンク先の配下ページは取り込まれません。有料購読が必要なページもサポートされていません。

URLで指定したPDFはPDFソースとして扱われます。この違いがあるため、Web記事のURLとPDFのURLを同じ「ページURL」として考えず、実際に何がソースになるかを分けて確認します。

YouTubeは字幕のテキストだけが対象

YouTube URLでは、利用者が付けた字幕または自動生成字幕がある公開動画だけがサポートされます。取り込まれるのは動画映像や音声そのものではなく、動画のテキスト文字起こしです。発話がない動画はサポートされません。

公開から72時間未満の動画はインポートできない場合があります。動画が削除または非公開になると、そのソースは30日以内にノートブックから自動削除されます。動画の長さ自体に上限はありませんが、字幕ファイルが500,000語を超える場合は上限に該当します。

アクセス権・削除・非アクティブソースの挙動

Google Driveから資料を取り込むには閲覧権限以上が必要で、後から権限を失うか原本が削除されると、NotebookLM側でもそのソースを利用できなくなります。これは、自分が作成したノートブックにも、他者から共有されたノートブックにも適用されます。

閲覧権限以上が必要

DriveファイルをNotebookLMへインポートできるのは、そのファイルに対して閲覧権限以上を持つ利用者です。編集権限が必須という意味ではありませんが、少なくとも内容を閲覧できなければソースへ追加できません。

共有ファイルを利用するときは、ノートブックへの共有権限と、元のDriveファイルへの権限を別々に考えます。ノートブックを開けても、元ファイルへの権限を失っていれば、そのDriveソースは利用できません。

権限を失ったソースはチャットやStudioで参照されない

アクセス不能になったソースは非アクティブになり、チャットはそのファイルを参照しません。Studioで画像やスライドを生成するときも、そのアクセス不能なファイルは参照されません。見た目上ソース一覧に残っているだけで、回答根拠として有効な状態ではない点に注意してください。

NotebookLMでは、必要に応じて表示されるリンクからファイルへのアクセスを依頼するか、そのソースを一覧から削除できます。アクセス不能なソースは上限へ数えられるため、アクセスを依頼するか削除するかをソース一覧で判断します。

非アクティブでもソース数には含まれる

アクセスできない非アクティブなソースも、ソース上限へ数えられます。無料ユーザーの上限は50ソースなので、使えないDriveファイルが多いと、新しい資料を追加できる数が減ります。共同利用では、共有元がファイルを移動、削除、権限変更する可能性も含めて管理します。

NotebookLMはDrive原本を削除・編集しない

NotebookLMからソースを外す操作と、Google Driveの元ファイルを削除する操作は同じではありません。NotebookLMはDriveの原本を削除したり編集したりできません。ソース一覧の整理をしても、Google Driveの原本をNotebookLMが勝手に変更することはありません。

Drive同期を正確に運用するための実践ルール

NotebookLM Drive同期を活かす運用のコツを整理した図解
NotebookLM Drive同期を活かす運用のコツを整理した図解

公式仕様を実務へ落とし込むなら、「原本はDriveで直す」「通常は自動同期」「重要な更新は手動同期で確認」「脚注とコメントへ重要情報を残さない」の4点を基本にします。以下はGoogle公式仕様を前提にした運用上の整理です。

原本をGoogle Driveに一本化する

Driveからインポートしたソースは自動同期されるため、同じ資料の更新版を何度も別ファイルとしてアップロードするより、Driveの原本を更新するほうが整理しやすくなります。NotebookLMは原本を編集しないので、正式な改訂は必ずDrive側で行います。

「どのファイルが最新版か」を決めずに複数のコピーを追加すると、NotebookLMに新旧両方のソースが並ぶ可能性があります。これは公式機能の不具合ではなく、利用者が複数ソースを選んだ結果です。自動同期を活用する目的でも、原本を明確にすることが重要です。

通常更新は自動同期に任せる

公式仕様では数分ごとに同期されるため、通常の軽微な修正で毎回ソースを削除し、再追加する必要はありません。Drive原本を保存し、ノートブックを開いて自動更新を確認します。この流れが現行仕様に沿った基本操作です。

重要な改訂後は手動同期してから質問する

金額、日付、手順、規定など、古い情報を参照したくない重要な変更では、対象ソースを開いて手動同期を実行してから質問します。手動同期は自動同期がないから必要なのではなく、更新を待たずに反映させたい場合に使える公式の操作です。

脚注とコメントの情報を本文へ反映する

NotebookLMへ参照させたい確定情報を脚注やコメントだけに置かないようにします。脚注とコメントは非取込なので、同期方法を変えても回答根拠になりません。レビュー中のコメントを正式決定へ変えたら、Drive原本の本文へ反映してから同期を確認します。

上限に応じて資料を分ける

Googleスライドは100枚、Googleスプレッドシートは100,000トークン、各ソースは500,000語、アップロードファイルは200MBという上限があります。大きな資料を扱うときは、資料の論理的な区切りごとに分けます。ただし、無料ユーザーは50ソースまでなので、細かく分けすぎるとソース数の上限へ近づきます。

ソースの選択状態を確認する

NotebookLMでは、ソースパネルで特定のソースを個別に選び、その集合を対象にチャットできます。複数ソースがある場合、質問に使いたい資料が選択されているかを確認します。更新済みのソースが存在していても、質問時の対象から外れていれば、そのソースを根拠にした回答にはなりません。

回答の引用先を開いて確かめる

NotebookLMはソースに基づく回答へ明確なインライン引用を示すよう設計されています。更新後の内容が回答へ反映されているか確認するときは、回答文だけを読むのではなく、引用先を開いて該当箇所を確認します。GoogleはNotebookLMも誤り得ると注意しているため、重要な判断では原本との照合を省かないことが大切です。

NotebookLMのデータ保護と利用時の注意

Google公式ヘルプでは、NotebookLMのデータは保護され、利用者がフィードバックを提供しない限りNotebookLMのトレーニングには使われないと説明されています。一方、改善のためにフィードバックを共有した場合は、質問、アップロード、モデルの回答を含む、そのやり取りの文脈全体が確認される場合があります。

職場のGoogleアカウントで、対象となるGoogle Workspaceエディションを通じてNotebookLMを利用する場合は、Google Workspaceの利用規約が適用されます。Google Workspace for Educationアカウントでは、Google Workspace for Educationの利用規約が適用されます。それ以外の利用者にはGoogleの利用規約が適用されます。

Google WorkspaceまたはGoogle Workspace for Educationの利用者について、NotebookLMへアップロードした内容、質問、モデルの回答は、人間のレビュアーによって確認されず、AIモデルのトレーニングにも使われないと公式ヘルプに明記されています。

ただし、NotebookLMは誤りを出すことがあります。Googleも、回答はGoogleの見解を反映するものではなく、医療、法律、金融に関する助言では資格を持つ専門家へ相談するよう案内しています。ソースに基づく回答と引用があることは、すべての回答が必ず正しいことを保証しません。

また、権利を持たない文書をアップロードしないこと、著作権法を守ることも公式ヘルプの注意事項です。Driveに保存されていて閲覧できる資料であっても、NotebookLMへ追加してよい権利や共有してよい権利まで自動的に得られるわけではありません。

NotebookLMとGoogle Drive同期のよくある質問

NotebookLMへDriveから取り込んだ資料は自動同期されますか?

はい。Google公式ヘルプでは、Google Driveからインポートしたソースは自動更新され、数分ごとに同期すると案内されています。元のドキュメントに加えた変更は、ノートブックを開いたときに自動的に更新されます。

同期はリアルタイムですか?

公式の表現は「数分ごとに同期」です。共同編集の変更が秒単位で常時流れ込むリアルタイム同期とは区別してください。保存直後に見えない場合は少し待ってノートブックを開くか、手動同期を実行します。

手動でGoogle Driveと同期する方法は?

NotebookLMで対象ソースを開き、Google Driveとの同期操作をクリックします。英語版の公式ヘルプでは「Click to sync with Google Drive」と案内されています。自動同期を待たずに更新したいときに使えます。

更新のたびにDriveファイルを削除して追加し直す必要はありますか?

Driveからインポートした対応ソースであれば、通常は必要ありません。数分ごとの自動同期があり、必要に応じて手動同期もできます。端末からアップロードしたコピーは、Driveからインポートした自動同期ソースとは別に考えます。

NotebookLMでソースを編集するとDrive原本も変わりますか?

いいえ。NotebookLMはGoogle Driveの元ファイルを削除したり編集したりできません。原本を直す場合はDrive側で編集し、その変更を自動同期または手動同期でNotebookLMへ反映します。

NotebookLMの表示がGoogleドキュメントと違うのはなぜですか?

ソース情報を分析し理解できるようにするため、NotebookLMのソースビューアーでは原本と表示が異なる場合があります。その表示上の違いが、Drive原本の書式を変更することはありません。

Googleドキュメントの脚注とコメントも同期されますか?

いいえ。Googleファイルの脚注とコメントはNotebookLMへインポートされません。重要な出典、条件、決定事項をNotebookLMの回答根拠にしたい場合は、原本の本文へ記載するか、別の対応ソースとして追加します。

Googleスライドは何枚まで追加できますか?

Googleスライドは最大100枚です。100枚を超える資料は、扱いたい範囲に分けてソースを用意する必要があります。

Googleスプレッドシートの上限は?

現時点で最大100,000トークンです。行数やセル数ではなくトークンで示された上限なので、固定の行数へ置き換えて判断しないでください。複数タブのデータは1つのソースとして取り込まれます。

ローカルファイルの容量と文字量の上限は?

各ソースは最大500,000語で、アップロードファイルは最大200MBです。DOCX、TXT、MD、PDF、CSV、PPTXなどが対応形式として掲載されています。

無料版では何個のソースを追加できますか?

無料ユーザーは1つのノートブックに最大50ソースを含められます。アクセスできなくなった非アクティブなDriveソースも上限へ数えられます。

共有されたDriveファイルも追加できますか?

対象ファイルへ閲覧権限以上があればインポートできます。ただし、後から権限を失うとNotebookLM側でもそのソースへアクセスできなくなり、チャットやStudioから参照されません。

Drive原本が削除されたらNotebookLMのコピーは残りますか?

利用可能な独立コピーとしては残りません。Google Driveの原本が削除されると、NotebookLMのソースはアクセス不能になり、表示ややり取りができなくなります。

Google DriveにあるMP3やWAVを直接追加できますか?

Driveからの音声ファイルのインポートはサポートされていません。MP3やWAVなどの対応音声は、ローカル音声ファイルとしてアップロードします。取り込み時に文字起こしされ、そのテキストがソースになります。

Webページの画像や埋め込み動画も取り込まれますか?

取り込まれません。Web URLから取得されるのは指定HTMLページのテキストだけです。画像、埋め込み動画、配下ページ、有料購読ページは対象外です。URLで指定したPDFはPDFソースとして扱われます。

YouTube動画は映像まで分析されますか?

公式ヘルプでは、字幕がある公開YouTube動画について、テキストの文字起こしだけをソースとして取り込むと説明されています。映像そのものを取り込むという仕様ではありません。

NotebookLMの回答は必ず正しいですか?

いいえ。GoogleはNotebookLMも誤り得ると明記しています。回答にはソースに基づくインライン引用が示されるため、重要な内容は引用先とDrive原本を開いて確認してください。

アップロードした内容はAIの学習に使われますか?

Google公式ヘルプでは、利用者がフィードバックを提供しない限り、データはNotebookLMのトレーニングに使われないと説明されています。フィードバックを共有した場合は、質問、アップロード、回答を含むやり取りの文脈全体が確認される場合があります。

まとめ|Drive資料は自動同期、必要なときだけ手動同期

NotebookLMへGoogle Driveから取り込んだ対応ソースは、現行仕様では数分ごとに自動同期されます。元のドキュメントへの変更はノートブックを開いたときに自動的に更新され、反映を待ちたくない場合はソースを開いてGoogle Driveとの同期を手動で実行できます。

過去の「Drive資料は手動更新だけ」という理解のまま、更新のたびにソースを削除して追加し直す必要はありません。Drive原本を編集し、通常は自動同期を使い、重要な変更をすぐ反映したいときだけ手動同期するのが現在の仕組みです。

一方、Googleファイルの脚注とコメントは取り込まれません。Googleスライドは100枚、Googleスプレッドシートは現時点で100,000トークンまでです。アップロードする各ソースは500,000語まで、アップロードファイルは200MBまでで、無料ユーザーは1ノートブック50ソースまで利用できます。

Driveファイルへの閲覧権限を失った場合や原本が削除された場合、NotebookLM側のソースもアクセス不能になります。NotebookLMはDrive原本を編集・削除しないため、正式な修正はDrive側で行い、同期後の回答ではインライン引用から原本の該当箇所を確認してください。

以下はGoogleおよびNotebookLMの公式案内ではなく、株式会社S.Lineが提供する無料案内です。

参照したGoogle公式一次情報

  1. NotebookLM Help「Add or discover new sources for your notebook」

  2. NotebookLM Help「Learn about NotebookLM」

本記事の機能、同期、対応形式、上限、データ保護に関する事実は、上記2ページの現行記載だけを根拠に整理しています。NotebookLMの仕様は変更される可能性があるため、実際に利用する時点のGoogle公式ヘルプも確認してください。


本記事は公式情報・専門メディアを参考に執筆しています。最新の正確な情報は引用元の公式ページをご確認ください。

この記事を書いた人

株式会社S.Line 代表取締役。偏差値39から起業し、AIとSNSの活用で「普通の人」が成果を出す方法を発信。SNS総フォロワー17万人超。

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